ありがとうございました!2021年度のホーリーバジル苗の販売は終了しました。

ホーリーバジル苗を出荷するときの段ボール箱


2021年のホーリーバジル苗の出荷を終了しました。


7月14日、苗の最終販売のお知らせを
したら、各地からご注文をいただき、
とても嬉しい気持ちになりました。
ありがとうございます!

何が嬉しいかって、苗の発送までの
やりとでのメールや、お電話でお客
様と直接あたたかいお話ができたり
することです。

おかげさまで、今年も、ホーリーバ
ジル愛好家の方や、「初めてだけど
ホーリーバジルを育ててみたい」と
おっしゃる方々から、たくさんのお
申し込みを頂戴しました。
ありがとうございました!

無事に出荷が終わり、ほっとしてい
ます。



ホーリーバジルの苗の出荷を終えた庭に咲くホーリーバジル



2021年のホーリーバジルの苗たち

今年の苗の出荷を振り返ってみること
にします。今年はホーリーバジルの種
まきを4月にしました。

例年だと3月の初めには種まきし、ハ
ウスで発芽させます。しかし、今年は、
苗自体の生産をしようかどうか迷って
いて4月となりました。

迷っていた理由

昨年は、コロナによる空前の健康ブー
ムだったせいか、業者的な方々から
しつこく種を大量に分けて欲しいと
か、加工の方法を教えてほしいとか、
苗を大量に分けてほしいとか、挙句
の三八、苦労して送った苗が小さい
とケチをつけられ、値切って来た人
がいました。

自宅を調べて訪ねてくる人もいて、
ご近所から「美智子ちゃんところを
探して知らない人が来ていたわよ」
と電話があったりしました。

それで、怖くなってしまって同じよう
な状態が続くなら、生産はやめて、
自分だけの楽しみでホーリーバジルを
育てようと思っていました。

その反面、都会暮らしの方々や、これ
まで贔屓にしてくださっているお客様
からは、ホーリーバジルを育てる楽しみ
を求めていただき、それで、大変救われ
てもいました。

迷った一番の原因は、体力的な不安で
した。

決断できた一言

しかし、3月に入りお客様から、「今年
もホーリーバジルの苗を販売するのです
か?」とお声をいただき、「よし!
求めていただけるのなら、苗を育てて、
皆さんに届けよう!」と思ったのです。

そして、どうせやるなら、自然栽培を
研究しながら育ててみたいと思いまし
た。

そこで、昨年育てていた畑の様子を見
に行ったり、家の敷地内の畑に種をま
いたり、いつもと同じく育苗箱にも種
をまいて苗が育つ様子を観察すること
にしました。

ふたばが与えてくれた癒し

ホーリーバジルのふたばが出てきたら、
ちょっとづつ私の元気が出てきました。
ちっちゃなホーリーバジルのふたばは、
空に大きく手を広げて太陽の光を包み
込み、笑っているように見えるのです。



かわいいでしょ?

出荷用の育苗箱のホーリーバジルの
様子です。

すこーし、背が伸びたら、少し広い
スペースに移植します。

ひとりぼっちになってちょっと寂しい
と言っているように感じます。




そして、気温が一定している条件では
3週間くらいたつと下の写真くらい
に大きくなります。





一見ひ弱に見えますが、根っこが育ち
ざかりなので、定植にはこれくらいか
らがよいです。

多分金魚が水槽の中の大きさと比例し
て大きくなるのと同じなのではないか
と思うのですが、この時期に定植する
と、枝ぶりが大きくなるのが早いです。

その例が下の写真です。





同じ時期に種まきをしたものです。
第一移植までは一緒の環境で、
第二移植から入れ物の大きさの
環境を変えました。

入れ物の大きさで、
こんなに大きさが変わって来るんですね。

出荷の時期を迎えたホーリーバジル



そして、上の写真が出荷の最盛期を迎えた
ホーリーバジルの苗です。
それをオーダーをいただいた順に箱詰めして
発送します。





初めてのアクシデント

ホーリーバジルの苗をもうかれこれ
8年出荷していますが、今年は初めて
のアクシデントがありました。

ゆうぱっくで送ったのですが、
届いた時に、箱が倒れていて、苗が
だめになっていたのでした。

その知らせはお客様からのお電話で
知りました。お客様は、楽しみにさ
れていたので凄く残念がっていらっ
しゃいました。

天地無用のシールを貼ったりしている
のに、箱が指定の方向を向いていなか
ったのは、なぜか?
その原因を考えてみました。

思いついたのは3つ。

●たまたま箱が倒れて、配達の方が、
気づかずに運んだ。

●配達の方が疲れていた。

●字が読めない外国人の方が配送ルー
トの中にいた。



あくまで推測に過ぎませんが、アクシデ
ントがあったのは東京への配送だったの
で、3番目の状況もありえるかもしれな
いと思い、下の写真のように今年は、国
際郵便並みに英語表記も加えました。



今回のアクシデントのお陰で、1つの
ものを配達するのに、様々な方のお力を
借りて、お客様に届いているのだなと、
しみじみ感じました。

便利な世の中を支えてくださっている方
々のお陰で、こうして出荷ができるんだ
なと、感謝の気持ちが湧き起った出来事
でした。


最後の出荷は手渡しだった

そして、今年最後に出荷したのは都城
に住んでいる友人でした。

朝メールがあり、「お迎えに行くのは
可能ですか?」と書かれていました。

「もちろん!」
そうお返事をしたものの、苗を準備し
ようとしたら、ポット苗の在庫がもう
なくなっていたので、茎の柔らかい家
の敷地の畑の苗を移植して準備しまし
た。

郵送だと、茎が柔らかすぎて配送途中
にダメージがある可能性がありますが、
手渡しなので大丈夫。

移植後、数日すれば根っこが張り、
しっかりと自立します。

今回は、竹串で支えを作ってあげて
お渡ししました。



最後に出荷したホーリーバジルの苗



お渡ししたら、大事そうに苗を入れて
いる箱を持って車の助手席の足元にそ
っと置いてくださいました。

まさか、今年の最後の苗の出荷が、手
渡しだとは想像していなかったので直
に「ありがとう」の声が聞けてとても
嬉しかったです。

通販だとなかなかお客様の生の声を聴
くことは出来ないので、最後のオーダ
ーが地元の友人だったのは、神様から
のご褒美だったような気がしました。

こんな感じで、今年のホーリーバジル
苗の出荷が終了しました。

みなさんの所に伺ったホーリーバジル
たちは元気に育っているでしょうか?

今年も苗の出荷でいろいろな気づきを
いただきました。

お求めくださった皆さんのお陰です。
ありがとうございました。

大きく育ちますように!


ホーリーバジル苗を定植後1か月して先始めるホーリーバジルの花



日本ホーリーバジル協会公認
ホーリーバジル都城の製品は全ての
商品に安心・安全を保障する日本ホ
ーリーバジル協会許認可証マークが
付いています。

日本ホーリーバジル協会のHPはこちら