ホーリーバジルの収穫が終わりました

長かった梅雨が明け、都城にも本格
的な夏がやってきました。
先月28日から収穫を始めたホーリー
バジルですが、天候に恵まれ天日乾
燥まで終わりました。

ちょうど、8月4日のみずがめ座満月
に茶葉を月光浴させることもできま
した。

月光浴は、チベット医学で、
チベットの薬(正露丸のようなもの)
を3日間月光浴させて作ることに
ヒントを得ています。

これから収穫を予定されているお客
様へ、いくつか参考になることをお
伝えします。

まず、作業を始める前に園芸用手袋
の着用をおすすめします。旬の植物に
は、灰汁あり、大きく育とうとしてい
るホーリーバジルは、強力な着色作用
がある為、手や、服に着くとなかなか
落ちにくいものです。
ホーリーバジル都城では、手に易し
い綿100%の手袋を使用しました。

収穫用ハサミは、園芸用を使いました。
根本から収穫します。その後、葉と種を
枝から外し、ざるなどで乾燥させます。

都城では、最高気温が35℃前後の日が続
いているため、3日間で乾燥が仕上がり
ました。細い枝が指で“ポキッ”と高音
で折れるタイミングが仕上がりのサイン
です。

微妙な場合は、もう半日位延ばしま
しょう。
仕上がったハーブは、シリカゲルと
共に瓶に入れ保存します。ジッパー
バッグでも十分ですが、乾燥した
細い茎などで、袋を傷める場合があ
ります。
ジッパーパッグでの保存の場合は
詰め過ぎに注意して保存してくださ
い。
根元に近い太い茎も、天日干しして
サシェを作って車の消臭や、まとめ
てリボンでくくったものをさかさま
に吊るして、室内の消臭剤に使えま
す。
また、熱湯にて濃い目にハーブ水を
作り、お風呂に入れハーブ湯にした
り、化粧水にしたりと、使い道はさ
まざまです。化粧水は、冷蔵庫で保
管し約1週間をめどに使い切ってく
ださい。
収穫する際のポイントをいくつかあ
げましたが、重要なのは乾燥漏れが
ないことですので、時間に余裕があ
れば、日中1~2回裏返すことをおす
すめします。